関節リウマチは、全身の関節に炎症が起きるだけでなく、様々な合併症を伴いやすい病気です。 関節リウマチだけでなく、合併症も早期に発見し治療するためには、ちょっとした症状の変化を見逃さないことが必要です。 また、定期的な診察と検査を受けることも大切です。 関節リウマチの合併症と主な症状は次のとおりです。 【皮下結節】 痛みも痒みもありませんが、肘や後頭部、お尻などの外から力が加わりやすいところに大豆ぐらいの大きさの硬いしこりが皮膚の下にでる病気です。 【胸膜炎】 肺を包む膜(胸膜)に炎症が起きる病気です。 【心膜症】 心臓を包む膜(心膜)に炎症が起きる病気です。 【肺線維症】 肺の組織が硬くなったり、萎縮したりする病気です。 【末梢神経炎】 手足がしびれる病気です。 【上強膜症】 白目が赤く充血する病気です。 【アミロイドーシス】 アミロイドという特異な蛋白が腎臓や胃などの組織に沈着する病気です。 【シェーグレン症候群】 涙腺や唾液腺に炎症がおき、涙や唾液が出にくくなる病気です。 【貧血】 血液中の赤血球や血色素が減少した状態で、めまいなどを起こす病気です。
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